karitetsu’s blog

津村薬局 03-5834-2684

漢方薬としみ改善

シミ(色素沈着)対策に漢方薬が有効な理由について簡単に書きます。
もちろん100%ではないかもしれませんが、けっこう有効に働いてくれます。
 
漢方薬の理論ではシミ、色素沈着の主な原因は瘀血(血や栄養素の流れの滞り)と考えます。
メラニン色素の停滞も瘀血の1つとして捉えます。
この時点で角質層はすでに色素変化をしているので、この角質層を戻すのではなく、皮ふの新陳代謝を促す事がとても重要です。
角質層は日々生まれ変わります。
大事な事は皮ふ表面のほんの少し下(真皮)の変質を正常に近付ける事です。
 
漢方薬の理論ではこの原因を瘀血と捉え、なぜ瘀血が生じるのかも同時に考える事がとても重要になります。
 
瘀血の主な原因として気滞(血の流れに影響を与えます。ストレスにより悪化)や血虚(新陳代謝に必要な血や栄養素の不足状態、大抵は胃腸機能の低下も同時に考えます)も考えてこの部分のケアもとても重要になります。
 
もちろん紫外線の必要以上の受容や暴飲暴食を避ける事はとても重要です。
生野菜(抗酸化作用を助けます)を積極的に摂って必要以上な活性酸素の発生にも備えましょう!
漢方薬は上記の事柄を改善する事によりシミ(色素沈着)の予防改善を助けます。
更にシミ、色素沈着対策の漢方薬の組合せは乾燥肌、慢性疲労、頭重感、肩こり、腰痛、生理痛他いろいろな症状の改善や体質改善に応用出来ます。

漢方薬と産後うつ症

出産後、たくさんのお母さんが程度の差こそあれ、産後うつ症状の状態になりえます。

漢方薬の観点では、心血虚(こころの栄養不足、こころの疲労)と肝うつ気滞(ストレスによる自律神経の乱れ)が大きな原因の1つとして考えます。

妊娠中はお母さんは絶えず栄養を赤ちゃんに与え、出産後は血虚(血と栄養素の不足した状態、肉体的な血虚、肝血虚といいます)の状態になっているといえます。

更に育児中にかかるストレス(自覚、無自覚に関わらず)は心血虚(こころの疲労状態)の原因の1つになりえます。

この肝うつ気滞と心血虚、肝血虚の状態は、気持ちの落ち込み、不安感、あせり感、イライラ感、慢性疲労、倦怠感、

集中力低下、食欲不振、睡眠障害、乾燥肌等の症状を引き起こす要因となります。

漢方薬でこれらの肝うつ気滞と心血虚、肝血虚を改善する事により産後うつ症の予防緩和を助けます。

もしお母さんが他の症状、例えばめまい、頭重感、浮腫み、のぼせ、寝汗等があれば、それらの症状の改善も必要です。

睡眠障害、眠れない、眠りが浅い

漢方薬的に睡眠障害は、大まかに3つの大きな原因があると考えると対処しやすいと思います。

実熱(ストレスによる交感神経や脳の過剰な興奮)、
虚熱(身体の潤い成分「陰液」の不足による熱「陽気」の亢進による熱感、乾燥や火照り等)、
血虚(この場合、精神の栄養不足、こころの疲労
の3種で、これらが単独または混在して睡眠に影響を与えます。

漢方薬を正確に使用すれば睡眠障害の改善を助けます。
病院からの睡眠導入剤や鎮静剤との併用も問題ありません。
漢方薬を使用する事により睡眠導入剤や鎮静剤への過度な依存を軽減する事を助けます。

肌荒れ乾燥肌

漢方薬の考えでは、簡単に言うと、肌荒れや乾燥肌の主な原因は、
血虚(血や栄養全般が不足した状態)、
陰虚(陰液不足、身体の潤いが不足した状態)、
血行不良と考えます。

血(けつと呼びます)は、
脾(ひ、お腹の事です)で造られるので、お腹を丈夫にする事もとても大事です。

漢方薬は、これらの状態を改善して内側から働き肌荒れや乾燥肌の予防改善を助けます。

もちろん栄養バランスの良い毎日の食事が1番重要になります。

 

 

唇の荒れ乾燥

冬でもないのに唇の乾燥や荒れ、ひび割れが年がら年中ある方が
最近増えているようです。
ヒリヒリして辛いですよね。
漢方薬的に考えると陰虚(脾陰虚)という身体を潤す陰液と呼ばれる物が不足している状態が恒常化している時に唇の乾燥という状態で出てきます。

この脾陰虚を改善する事によって長期間の唇の乾燥や荒れ、ひび割れ等を身体の内側から改善していきます。

夜中の寝汗と熱感

夜中に激しい寝汗をかき熱感ひどい場合は発熱し翌朝になると治まっている、という方がけっこう多くいます。
圧倒的に女性に多い症状です。
漢方薬の理論では陰虚陽亢という状態で簡単に言うと熱の亢進を抑えられなくなっている状態です。
漢方薬はこの様な症状を予防改善に役立ちます。

漢方薬とPMS

人によって様々な精神的、自律神経的、肉体的なPMS月経前症候群)の症状の予防改善に漢方薬が効果的に働く事が多々あります。
身体的な負担も通常は少なく、
PMS改善の1つの選択肢として使用されています。