漢方薬的に睡眠障害は、大まかに3つの大きな原因があると考えると対処しやすいと思います。
実熱(ストレスによる交感神経や脳の過剰な興奮)、
虚熱(身体の潤い成分「陰液」の不足による熱「陽気」の亢進による熱感、乾燥や火照り等)、
血虚(この場合、精神の栄養不足、こころの疲労)
の3種で、これらが単独または混在して睡眠に影響を与えます。
漢方薬を正確に使用すれば睡眠障害の改善を助けます。
病院からの睡眠導入剤や鎮静剤との併用も問題ありません。
漢方薬を使用する事により睡眠導入剤や鎮静剤への過度な依存を軽減する事を助けます。